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秩父の春を味わい尽くす!芝桜と絶品グルメ、秘湯の宿を巡る癒やし旅
花の絨毯と究極の地産地消ガストロノミーに出会う

秩父の春を味わい尽くす!芝桜と絶品グルメ、秘湯の宿を巡る癒やし旅

【PR】本ページはプロモーションが含まれています

旅の始まりは小鹿野町「安田屋」の巨大なわらじかつ丼から!

秩父ツーリングの幕開けを飾るのは、小鹿野町の路地裏にひっそりと佇む老舗「安田屋」。西武秩父駅から少しバイクを走らせてでも、絶対に立ち寄るべき名店中の名店です。ノスタルジックな暖簾をくぐると、醤油の焦げる甘辛い香りがふわりと漂い、一瞬で胃袋を掴まれます。ここの名物は、わらじのような独特の形状をした「わらじかつ丼」。目の前に運ばれてきた瞬間、思わず息を呑みました。どんぶりの蓋が浮き上がるほど、巨大なカツが2枚も鎮座している姿は、まさに圧巻!

薄く丁寧に叩き伸ばされた豚ロース肉は、箸で持ち上げるとずっしりと重いのに、噛めば驚くほど柔らかい。きめ細かなパン粉のサクッとした食感の直後、醤油、砂糖、みりんを絶妙に配合した秘伝のタレがじゅわっと溢れ出します。カツとご飯の間にキャベツすら敷かない、ごまかし一切なしのストロングスタイル。豚肉のジューシーな旨みとタレの香ばしさが白米に染み込み、もう箸を動かす手が止まりません。

これだけの大ボリュームなのに、脂っこさは皆無。最後の一粒まで夢中でかきこんでしまう不思議な魅力があります。秩父のガストロノミーの奥深さを、まずは舌と胃袋で強烈に体感する最高のランチタイムになりました。

春の訪れを感じる羊山公園「芝桜の丘」へ

お腹をパンパンに満たした後は、春の秩父観光のハイライト「羊山公園の芝桜の丘」へ。今回は本格的な有料期間がスタートする直前の4月9日という、絶好のタイミングでの訪問でした。プレ期間ということで、なんと入園は協力金100円のみ、通常有料のバイク駐車料金も無料という、旅人にはたまらないサプライズ!

駐車場から遊歩道を歩き進めると、満開のソメイヨシノが花びらを舞い散らせ、鮮やかなヤマブキが春の風に揺れています。そしてメインエリアの視界が開けた瞬間、目の前に飛び込んできたのは、見渡す限りの広大な花の絨毯!まだ満開一歩手前とはいえ、日当たりの良い斜面はすでに眩しいほどに色づき、ピンク、マゼンタ、白の鮮烈なグラデーションがうねるように丘を染め上げていました。

ちなみに、2026年度から芝桜の丘は植え替え費用の高騰やバリアフリー化推進のため、料金体系が改定されています。この圧倒的な絶景と豊かな環境を未来へ繋ぐための大切な資金。訪れる際は、最新の情報をチェックして、この美しい春の風景を存分に味わい尽くしましょう。

色とりどりの花々と愛らしい羊たちに癒やされる

芝桜の丘の魅力は、展望台からのパノラマだけにとどまりません。遊歩道をゆっくりと歩きながら、足元に咲く小さな花々を間近で愛でるのも至福のひととき。淡く儚げな薄紫、目が覚めるようなビビッドピンク、透き通るような純白。色とりどりの芝桜が身を寄せ合うように咲き誇る様は、まるで大地が春のドレスを纏ったかのようです。一つ一つの花びらが星のように可憐で、そっと見つめているだけで日常の喧騒が遠のいていくのを感じます。

さらに足を進めると、「羊山」の名の通り、本物の羊たちがのんびりと暮らす牧場エリアが現れました。ふかふかのウールに包まれた羊たちが、ぽかぽか陽気の中で一心不乱に春の草をはむ姿は、なんともユーモラス。時折聞こえるのどかな鳴き声に、思わず頬が緩みます。

圧倒的な色彩を放つ花の絶景と、牧歌的で愛くるしい動物たち。その両方が織りなす空間は、まさに春の楽園。カメラのファインダー越しに見える世界があまりに美しく、気づけばシャッターを切る音がずっと鳴り響いていました。

ちちぶマルシェでご当地グルメと春の花々を満喫

園内をさらに奥へと進むと、色鮮やかなのぼり旗がはためく「ちちぶマルシェ」の特設エリアに到着しました。青空の下、秩父のご当地グルメや特産品を扱う屋台がズラリと並び、お祭りのような活気に満ちあふれています。打ち立ての秩父そばが茹で上がる湯気、炭火で焼かれる味噌ポテトの香ばしい匂い。お腹はいっぱいのはずなのに、視覚と嗅覚を強烈に刺激され、思わず財布の紐が緩んでしまいそうになります。

マルシェの周辺に目を移すと、芝桜以外の春の花々も競い合うように咲き誇っていました。春の陽光をたっぷりと浴びてルビーのように輝くチューリップ、紫やピンクのグラデーションを描きながら空に向かってスッと伸びるルピナス。園内全体が、まさに百花繚乱の絵巻物です。

花の絨毯のスケール感に圧倒され、ご当地の食文化の匂いに誘われ、色とりどりの植物の息吹に触れる。五感のすべてをフル稼働させて秩父の春を全身で受け止める、極上のエンターテインメント空間がそこにありました。

荒川の畔に佇む秘湯の宿「巴川荘」で至福のひととき

春の秩父を心ゆくまで堪能した後は、本日の宿「巴川荘」へ。市街地の喧騒を抜け、荒川の清流沿いにひっそりと佇むこの宿は、全5室というプライベート感を極めた知る人ぞ知る隠れ家です。案内された純和風の客室は、い草の香りが優しく漂う、田舎の祖父母の家を訪れたかのようなノスタルジックな空間。窓を開け放つと、目に飛び込んでくるのはむせ返るような新緑。川のせせらぎと野鳥のさえずりが、心地よいBGMとして部屋を満たします。

荷物を置き、ツーリングの疲れを癒やすべく早速お風呂へ。巴川荘の最大の魅力は、貸切で贅沢に独り占めできる「古代檜風呂」です。浴室の扉を開けた瞬間、檜特有の甘く芳醇な香りが全身を包み込み、思わず深呼吸してしまいました。

広々とした湯船に手足を思い切り伸ばし、とろりとした熱めのお湯に肩まで浸かる至福の時間。じんわりと温かさが染み渡り、筋肉の強張りがほどけていくのがわかります。静寂に包まれた山あいの湯に揺られながら、この後に控える夕食への期待で胸が高鳴るのを止められませんでした。

【夕食・前半】白樺の樹液と山の幸が織りなす究極のガストロノミー

湯上がりの火照った体で食堂へ向かうと、そこには想像を遥かに超える美食の世界が待っていました。席に着いてまず驚かされたのは、食前酒として供されたグラス。なんと、秩父の深い森で雪解けのこの時期にしか採取できない「白樺の樹液」だそうです。一口含むと、大地の生命力をそのまま濾過したような自然の甘みと、森の冷涼な空気が口いっぱいに広がり、一気に非日常へと引き込まれました。

テーブルを彩るのは、店主自らが険しい山へ入り調達したという、希少な山の恵みたち。芸術品のように繊細に盛り付けられた前菜、山の宿とは思えないほど角が立ち、脂の乗ったお刺身。そして、清流の苔を食んで育った鮎の塩焼きは、かぶりつくと皮はパリッと音を立て、ふっくらとした身から上品な香りが立ち上ります。

大型旅館の画一的な会席料理とは別次元の、秩父の自然資本をそのままお皿に映し出した「究極の地産地消」。一品一品にこの土地のテロワールと店主の情熱が宿っており、箸を進めるたびに深い溜息が漏れるほどの感動を覚えました。

【夕食・後半】絶品イノシシ鍋と幻の香茸、締めは鰻の炊き込みご飯!

感動の連続は、後半戦に入ってさらに加速します。満を持してカセットコンロと共に登場したのは、赤身と白く輝く脂身のコントラストが息を呑むほど美しい「イノシシ鍋(シシ鍋)」。秩父の険しい山々を駆け巡って育った猪肉を、特製の濃厚な味噌スープでグツグツと煮込みます。熱々を頬張ると、脂の強烈な甘みと野性味あふれる旨みが爆発し、ジビエ特有の臭みなど微塵もありません。

さらに鍋には、幻のキノコと呼ばれる「香茸(こうたけ)」が惜しげもなく投入されます。湯気とともに立ち昇る芳醇で力強い香りは、山の奥深さをまざまざと見せつけるかのよう。上品なお吸い物で口の中をリセットした後は、怒涛のフィナーレを飾る「鰻の炊き込みご飯」が運ばれてきました!炭火で香ばしく焼かれた鰻の脂が、出汁を吸ったご飯の一粒一粒をコーティングし、もはや抗えない美味しさです。

どれも絶品すぎて箸が止まらないのに、成人男性の私でも「もうお腹がはち切れる!」と嬉しい悲鳴を上げてしまうほどの圧倒的なボリューム。限界を突破するまで美食を堪能し尽くした、一生の記憶に刻まれるディナータイムとなりました。

【朝食】湯豆腐と桜の漬物で迎える、秩父の清々しい朝

川のせせらぎを子守唄にふかふかの布団で眠りにつき、清々しい鳥の声で目覚めた翌朝。食堂には、朝から心躍る美しい朝食がセッティングされていました。まだ少し肌寒い朝の体に、じんわりと優しく染み渡る温かい湯豆腐。土鍋でコトコトと煮立つ本格的なしつらえに心が和み、ポン酢をくぐらせて口に運べば、大豆の甘みが引き立ち、これだけで白米が止まらなくなります。

メインの皿には、ふっくらと黄金色に輝く見事な半月型のオムレツや、皮までパリッと焼き上げられた王道の焼き鮭など、一日の活力を目覚めさせるおかずがずらり。さらに小鉢には上品な「桜の花の漬物」が添えられ、味覚だけでなく視覚からも春の訪れを告げてくれる、女将さんの細やかな心遣いに胸が熱くなりました。

食後にはなんと、淹れたての香り高いコーヒーと共に、フレッシュなイチゴやオレンジが乗った可愛らしいパフェ風のデザートまで登場!チェックインからチェックアウトまで、一切の隙がない至れり尽くせりのおもてなし。巴川荘は、「次はどの季節に訪れようか」と帰る前から再訪を誓ってしまう、心から愛せる素晴らしいお宿でした。

秩父の自然と食の豊かさに感動した1泊2日

羊山公園を染め上げる鮮やかな芝桜のグラデーション、安田屋の圧倒的なわらじかつ丼のシズル感、そして巴川荘での驚きに満ちた究極のジビエ料理。今回の旅は、秩父が持つ自然と食のポテンシャルの高さを思い知らされる連続でした。都心からバイクでふらりと足を伸ばせる距離にありながら、日常を完全に忘れさせてくれる別世界。季節を変えて何度でも訪れたくなる、私にとって特別で大切な場所がまた一つ増えました。

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